20180401
3月31日、海外で活躍されているアニメーターの小池洋平さんのセミナーに参加してきました。
アニメ業界が身近な存在だったことや、海外のアニメ業界現場で働く方のお話を聞く機会があまりなかったので楽しみにしていました。
(今回は個人でのセミナーとのことだったので会社名は記載しません)

13時〜15時までのセミナーで前半後半に分かれていました。
まず最初に通われていたカリフォルニア州のアカデミーオブアート大学についてお話していただきました。
通常アメリカの大学にはTOEICで点数を取らなければまずその時点で入れないそうですが
ここは入ってからテストを受け、点数が低ければ英語のクラスを取りながら専門的な授業も取れるとのこと。(英語に自信がないのでそれはありがたい…。)
海外の大学は授業は厳しいけど自由度の高いイメージがあるので、ついていくのは大変だと思いますが楽しそうだなあと聞きながら思いました。学費も高そう…

次に欧米で一般的なフィルムメイキングにおける制作チームについて。

●脚本
●ディレクター
●コンセプトアーティスト
●絵コンテ
●エディター(絵コンテに仮の声や音をあてる(骨組みを作る))
●プリビズ
●モデリング
●リガー
●アニメーション
●エフェクト
●ライティング&テクスチャー

この中でディレクターのみすべての流れを把握して、それ以外は自分の担当に集中するという仕組み。
プリビズ・リガーはあまり聞いたことのない分野でした。
(あとは2Dではあえて細分化してないものもあるんじゃないかなと)

*プリビズとは
2Dの骨組みを3Dにした時に違和感がないか実際3Dにしてチェックする作業。
この作業をしないと作りながら問題が出てきた時芋づる式に修正が必要に成るという怖いお話が…
2Dではわからなかった問題を一つずつ解決していく大事な作業です。修正が減ることでコスト削減にも!
キャラや建物の立ち位置・距離感などもここで決められるそうです。

*リガーとは
3Dモデルにジョイント付けをしコントローラを作成する作業(リグ)を行う人。
このキャラクターの表情はどこまで動かせるか、手足がとこまで動かせるかはここで決められます。
リガーが作成したコントローラを元にアニメーターがキャラクターを動かしていきます。

3Dアニメということや欧米のアニメ制作現場ということもあり聞きなれない単語や知らなかったことも色々聞けて大変面白かったです。
あとはコンセプトアートを作成する時はわざとらしくない目線誘導をするだとか、いらない情報をできるだけ削ぐとか、普通のイラストにも言えることですがそういったお話もありました。


後半はお仕事との向き合い方や考え方のお話でした。

努力・才能・運とは継続・好き・需要

努力とは継続で、継続とは記憶であり、記憶を蓄積していくのが上達への近道になる。
才能とは好きで、●●をしているのが好きというのが大切で、好きがあるからこそ継続につながる。
どんなに才能のある人でも途中でやめてしまうこともあるので、好きなことをコツコツと続けていくことで仕事にもつながってくる。
ざっくりまとめるとこんな内容でした。
ちなみに運(需要)は空ポジションだそうで。(その前後ちょっとメモし損ねてました…)

どうしても慣れないものというのはあって、それを継続していくことは難しい(体にもよくない)ので自分がコツコツと続けられるものを見つけていきましょう!というお話でした。

社会人OKの学生向けセミナーだったのでそういった内容も多かったですが、ちょっと考えさせられる内容でした。
最近色んな方のお話を聞いて様々な考え方に触れる機会が多かったので、自分はどの考え方が一番近いかとか今後どういう風に生きていくかも改めて考えたりします。
取捨選択が必要になるなあと。
学生さんに囲まれながらちょっと真面目に考えていたすあまでした。